楽しかった2日間の母娘アルコン兼名古屋観光ツアーも終わり、なんとなく脱力感の翌朝です。
「お母さん、秋にALFEEのコンサートで名古屋に行こうと思っているんだけど、どこか行ってみたい所あれば一緒に行く?」
と娘を誘ったのが始まりで。
社会人になって、
「じゃあ食事代は私が持つ。」とか「入場料自分の分は払うよ。」とか言ってくれるので、以前よりは遠征もしやすくなりました。
(そりゃあそうよね・・・パートのおばちゃんの○倍くらいもらってるんだし、ボーナスもあるんだし。)
しかも、嬉しいことに、「洋服とか買いに行くのにはお母さんとが一番行きやすい。」って。
友人とだと、「このお店、友達の趣味に会うかなあ?」とか気を使いすぎて疲れるそうで。
ようするに母娘、見たいもの・ほしい物の趣味が一緒。
娘「今日○○のお店に寄ってきた。」
母「私、チラシでかわいいなあって思った服があったんだけど・・・。」
娘「私買ったのこれだけど。」
母「それそれ!なーんだ趣味一緒じゃん。」(年齢は倍ですけど〜)
ってことがしょっちゅうあるんです。
で、昨日(名古屋2日目)は、ちょっと足を伸ばして犬山の明治村に行きました。
名古屋に行かれる機会のある方、一日くらいお時間に余裕があればここお薦めです。
ここにある郵便局で手紙を送ると保存しておいてくれて、10年後の同じ日に届けてくれるというのがありました。
書いたんですけどね・・・心中ちょっと複雑でした。
10年後。。。
どうなっているのかな?5●歳と3●歳の母娘は。
娘「10年後はこの住所に居たくないなあ。」
母「お母さんは居てくれてもぜんぜんいいけどね。」
なんて。
思えば、私はもうこの歳には結婚していてお腹に赤ちゃんがいたんだった。
私は出会って結婚までが短かったし、社会人になってからも、母とこうして二人きりでどこかに行ったという思い出がなにもない。
なぜなら私と母にはそんな生活の余裕もなかった。
私が高3くらいの頃から母は眼の病気を患い、東京の大きな病院に入院したりしていて。
結婚が決まってから、
「じゃあ、一度くらいは一緒に電車で行ってみようか?」
って行ったのが、その病院で定期的に診察を受けるための東京でした。もちろん日帰りです。
私が母と二人きりでどこかへ行ったというのはその一回きり。
母の病気以外にも、遠出が出来ないもう一つの理由・・・それはほとんど寝たきりのおばあちゃんがいたからです。
今、自分がちょうどその頃の母に近い年頃になって、この先、自分に訪れるかもしれない試練に日々考えさせられることばかり・・・。
いつ「お嬢さんを僕に・・・」って言う人が現れるかもわからない・・・(というかもうその影はあるらしい・・・苦笑)
ま、万が一(?)そんなことになっても、その時は「年に何度か娘を私に貸してね。」とお婿さんいい言えばいいだけ(笑)
しかし・・・
両親は・・・?
もしも残された親が介護が必要だったら・・・?
収入源である弟が仕事を辞めるわけにはいかない。
あなたが結婚しなかったせいで・・・と弟を責めるわけにもいかない。
私は○○家に嫁いだんだから・・・と投げ出すわけにいかない。
そうなると・・・
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たぶん今の私の道楽生活はそこで一時休止。
そんな覚悟を日々自分に言い聞かせています。
家族にも実家にも誰にも話してはいないことだけど・・・。
でも「終わり」じゃなくて「一時休止」だから。
もしも、どれくらいかの月日が経っていろいろなことから開放されて自由な身になったときに、まだ私の愛する人たちが歌っていたら・・・ステージにいてくれたら・・・そして、自分がまだ自由に動ける身体であったら・・・
その時はまた私の第3の青春だと思って復帰したいなと。
そんなことを考えてばかりの今日この頃・・・。
今のこの楽しい時間は、両親と娘と・・・神様が私にくれた自由な時間なんだと思い、母娘で過ごせる時間を有意義に大切に過ごしたいと思います。
というわけで〜(ちょっと暗くなっちゃいました・・・<(_ _)>)
貴重な思い出作りに・・・(爆)
(明治村にて)